当初半年の予定で名古屋へ来たのですが、思いのほか居心地の良さで青森に帰るタイミングを逃し2シーズン目の冬を迎えました。
多くの人と出会い旅をし語り合い…そして色々な事を学びました。
東京から西は仕事や生活の面で全くの圏外だったので、土地勘の無い場所でガイドや添乗をするという事は仕事以前の問題が多々ありました。
最初に困ったことは行く先々や通過地点の地名が読めない事で、最悪は自分の住んでる周辺の町名すらトンチンカンでした。バス車中の案内で思いっきり読み間違えをし前席のお客様に指摘訂正して頂いた事が何度あったか…。
まだまだ挙げるとキリがないほど失敗談は有るのですが、仕事を辞めて青森へ引っ込まなければならないほどの致命的な事象はお陰さまで多くの人たちのサポートにより今のところ遭遇することも無く皆さんには大変感謝しています。
バタバタの日常にもやっと公私共に若干の余裕ができ(ほんとにチョットだけ)仕事の方向性を考える時間が増えました。それに伴い、やはり僕自身のふるさと東北地方復興は外せません。仕事柄とくに観光業での東北再生を図る為に何かしなければとの思いが巡ります。
…という訳で思いついたのが「勝手にふるさと観光大使」。
幸い人口220万人を抱える大都市名古屋を始め周辺の方々と接する機会を得ましたので、東北地方の宣伝をひとりで細々と、尚かつ大胆?に行いたいと思います。
ザックリ東北地方と言ってもかなり広いので僕の生まれた青森県周辺に力を入ようかなと考えてます。
深いブナの森が広がる世界遺産白神山地、世界一の樹氷群冬の八甲田山、有名な観光地だけど奥の深~い十和田湖と奥入瀬渓流、登山道がついている60以上の里山、効能抜群の温泉、祭り、食べ物、etc.
青森方面へ遊びに行こうと思ってる皆さん、一味違った旅のヒントを僕なりにアドバイス出来ると思いますので、お気軽にメールでお問い合わせください。
ps.タイトルを「bistari」に変更しました。ビスターリとはネパール語で「ゆっくり」という意味で、以前ヒマラヤを旅した時に現地ガイドが「ホシノサ~ン、ヤマアルキハ、ビスターリビスターリ、ネ!」と口癖のように言ってました。ビスターリは高所順応の為でもありますが、僕の登山スタイル「山登りはゆっくり遠くへ…」と思いは一緒です。